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長官山 |
今回は馬追温泉旅館から山頂へ向かい、更に山頂の北西側にある文学碑を最終的なゴールにしました。
長官山の登山口は馬追温泉旅館の敷地の奥にあります。
旅館の駐車場は施設利用客以外の駐車が認められないので、駐車場所を検討してから行くといいでしょう。
公共の交通機関を利用する場合は、バスが利用できます(中央バス)。停留所は馬追温泉旅館の目の前にあります。 但し時刻表を見ると、便数が少ないので確認が必要です。
馬追温泉旅館を正面にして、右側に登山口へ向かう階段があります。
階段を登ると70mほど向こうに案内板とトイレが見えています。案内板から山頂まで1本道なので、道を外れなければ迷うことはまずないでしょう。
登山口からしばらくの間は、勾配が緩い区間が続きます。
降雨等の影響で、地面がぬかるみやすい箇所があるので、足元はきちんとした装備で行った方が無難です。
しばらくは、沢に沿った緩やかな道が続きますが、登山口から約350mの所で左の尾根に沿って本格的な登り坂になります。やっと山登りらしくなってきました。
登山道の両脇にびっしりと高木が立っているため、残念ながら山頂まで景色を堪能できるような箇所はありませんでした。 ちょうど春の花が一通り咲き終わるタイミングだったようで、目を引くような草花が見られませんでした。
登山道の両脇の樹木には、樹種が書かれたプレートが付いています。 こうして並べると樹種が豊富であることがうかがえます。
頭上を覆っていた木々が無くなり、青空が広がりました。山頂です。 分かれ道や険しい道が無いまま、約40分ですんなりと山頂までたどり着いてしまいました。
山頂には、イスとテーブルが付いた小さな展望台があります。ここで展望を楽しみながらお弁当を食べると、とても気持ちがいいです。
展望台の下には「長官山」という名前の由来が書いてある看板があります。
山頂の北西にある文学碑へ向かうので、展望台へ上る階段の脇から、登ってきた方向と逆方向に下ります。
100m程下ると道が二手に分かれていました。
どちらか迷ったので、とりあえず左へ進むと…送電線の鉄塔へ向かう道でした。せっかくなので真下から1枚写真を撮ってみました。
分かれ道まで戻って右へ100m程進むと公衆トイレが見えてきます。 ここが更に分かれ道になっていて、道なりにまっすぐ進むと山を下り、左に行くと文学碑手前の駐車場に着きます。
文学碑の駐車場は広く、10台程度の車を停められそうです。
長官山では、平成19年より国蝶のオオムラサキを増やすための活動をしているようで、7月には成虫を放すそうです。
オオムラサキを目にすることはできませんでしたが、 キアゲハ(黄揚羽)をカメラに収めることができました!(わざわざ山に来なくても日本中どこにでもいる蝶ですが…)
背中の毛がふさふさでなんとも愛らしいですね。
駐車場から奥へ進むと石碑があり、展望が開けています。 この石碑は小説「馬追原野」の著者辻村もと子さんの文学碑です。
また、ここは文学碑にちなんで、文学台と呼ばれています。
最後に文学台からの風景です。
お疲れ様でした。
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